保育園・幼稚園でおすすめの楽器10選!

歌・楽器

こんにちは!現役保育士のはっちです!

子どもでも扱える楽器といえば何が思いつきますか?タンバリン?鍵盤ハーモニカ?

年齢によっても取り入れたい楽器は変わってきますよね。

というわけで今回は保育園や幼稚園で取り入れられる楽器を整理してみたのでおすすめ年齢別に紹介していきます!

音楽は子どもたちの発達に非常に重要な役割を果たします。

リズム感や音楽的な表現力は、子どもたちの想像力や集中力、社会性を育む上で大切な要素です。

今回の内容を参考にしながら普段の活動にぜひ取り入れてみてください。

対象年齢:0歳〜
動作:振る、叩く

鈴は乳児さんからでも扱いやすく、音の鳴り方が明るく耳に響くため、初めて楽器に触れる子どもたちにも親しみやすい楽器です。

リズムを取るだけでなく、手や指の動きを鈴に合わせることで運動能力や協調性も育まれます。

クリスマスの時期に「ジングルベル」などと一緒に活用するのもおすすめですよ♪

マラカス

対象年齢:0歳〜
動作:振る

マラカスは握って振るだけで音が出るため、乳児さんでも簡単に楽しめる楽器ですね。

音色がリズミカルで楽しく、音楽の基礎的なリズム感を身につけるのに適しています。

マラカスを振りながら曲に合わせて踊ってみると大盛り上がり間違いなしです!

タンバリン

対象年齢:1歳〜
動作:振る、叩く

タンバリンは手で振ったり叩いたりすることでリズムを奏でることができます。

自由にリズムを感じながら演奏できるため、想像力や表現力を発揮することができます。

幼児さんになると振る、叩くを組み合わせて真似っこ遊びで頭の体操に利用することもできますよ!   

見本の人がタンバリンを「振る」「叩く」の動作を組み合わせてリズムを作り、子どもたちが同じ動作を真似する遊び。

カスタネット

対象年齢:2歳〜
動作:叩く、指で挟んで打つ

カスタネットは手で叩いたり、指で挟んで打つことで音を出す楽器です。

様々なリズムパターンを繰り返し演奏することで、音楽的な感覚が養われます。

また指の動きや音の強弱を学ぶのにも最適です。

トライアングル

対象年齢:3歳〜
動作:叩く

トライアングルは金属でできた三角形に曲げた棒をスティックで叩く楽器です。

叩き方で音の高さや強弱を変えることができ、子どもたちの音楽的な感性を磨くのに役立ちます。

正しい使い方をしないときれいな音が出ないため幼児さん向けの楽器ですね!

ウッドブロック

対象年齢:3歳〜
動作:叩く

ウッドブロックは木製のブロックをスティックで叩いて音を奏でる楽器です。

音の鳴り方や高さの違いを楽しみながら演奏することで、音楽的感性やリズム感を養います。

音色が明るく響きが良いのも特徴で、個人的に音を聴くのが好きな楽器です♪

ギロ

対象年齢:3歳〜
動作:こする

ギロは木製の楽器で、スティックをギザギザの溝にこすることで音を出すことができます。

ギロを通じて音の変化や音色の違いを体験することで、音楽的な耳を養い、音の細かなニュアンスに敏感になることができます。

演奏として用いるには十分な力と正確さが必要なので年中さん以上が適していると思います。

太鼓

太鼓にはさまざまな種類がありますが、ここではドラムタイプのものと和太鼓タイプの2つを紹介していきますね!

ドラムタイプ

対象年齢:4歳〜
動作:叩く

ドラムタイプには小太鼓(スネアドラム)、中太鼓(テナードラム)、大太鼓(バスドラム)などあります。

1本ないし2本のスティックでヘッドと呼ばれる皮の部分を叩くことで音を出すことができます。

子どもたちで合奏をするときに用いたい楽器ですね♪

和太鼓

対象年齢:5歳
動作:叩く

和太鼓は日本を代表する太鼓です。

ドラムタイプに比べバチ(スティック)が太く、叩くのに力も必要なので年長さん向けの楽器です。

和太鼓を力強く演奏する姿はとってもカッコイイですよね!


共通して言えることは太鼓はリズム感や集中力を養うのに最適な楽器です。

また、太鼓を叩くことで力強い音を奏でることができるのも魅力的です!

リズムに合わせて叩くことで集団での演奏や合わせる力も養われますので発表会などで使用するのもおすすめですよ♪

ハンドベル

対象年齢:4歳〜
動作:振る

ハンドベルは小さな鐘の音を奏でる楽器で、ベルを振ることで音を出すことができます。

色によって「ドレミファソラシド」の音階が割り振られているので、音が視覚的にも覚えやすく音程の導入として最適です。

それぞれ担当の音を決めて楽譜通りに音を鳴らしていくことで曲が完成していくので、協調性や集中力、責任感などさまざまな力を養うことができます。

「きらきらぼし」は音の進みが簡単なので初めての演奏にもおすすめですよ♪

鍵盤ハーモニカ

対象年齢:5歳
動作:吹く

鍵盤ハーモニカは息を吹きながら鍵盤を押すことで音を出す楽器です。

「ドレミファソラシド」の音階やメロディを奏でることができ、指の運動能力や集中力を発展させるのにも役立ちます。

私の保育園でも毎年年長さんが鍵盤ハーモニカに挑戦しています!

保育で使える初めての鍵盤ハーモニカ曲」では鍵盤ハーモニカで使える曲も紹介しているので参考にしてみてください♪

おわりに

いかがですか?

これらの楽器を保育園や幼稚園の音楽活動に取り入れることで、子どもたちは音楽の楽しさや表現力を身近に感じることができます。

また、楽器を演奏する過程で感じる喜びや達成感は、子どもたちの自尊心や自信を育むことにも繋がりますよ!

それでは最後に楽器を導入する際のポイントを紹介です!

導入ポイント
1. 安全性を確保する
楽器は子どもたちが安全に扱えるようなものを選びましょう。
素材やサイズに注意し、小さな部品がないか確認しましょう。

2. 楽器の使い方の指導
子どもたちに楽器の正しい使い方や取り扱い方を教え、安全な演奏を促しましょう。
楽器の音色や特徴についても楽しく説明し、興味を引くように工夫しましょう。

3. グループ演奏の機会を提供する
幼児の場合、楽器を使って一緒に演奏する機会を設けましょう。
グループでの合奏やリズムに合わせた演奏を通じて、協調性やチームワークを養います。

4. 自由な表現を尊重する
子供どもたちには自分自身の音楽的な表現を大切にすることを教えましょう。
楽器を通じて感じた思いや表現したい音楽を自由に演奏できる環境を提供しましょう。

5. 音楽活動のバリエーションを増やす
楽器だけでなく、歌やリズム体操、楽器に合わせたダンスなど、音楽活動のバリエーションを増やしましょう。子どもたちはさまざまな音楽体験を通じて、より多創造力や表現力を育むことができます。

以上!参考にしてもらえたら幸いです!